「大体、連れて行こうとしてるのは佐野。食べ物でつろうとしてるの」
「それって、まさか、シナモンアップルですか?」
「人聞き悪いこと言うなよ。まったく、お前ってやつは……」
佐野が頭を掻き、それから、じーっと疑念に満ちた視線を送る香澄を見て、溜め息を吐く。
「俺は誰かさんの下の心が出る前に先手打っただけ。クラスメート二人が迷惑かけてて申し訳ないと思ってるし、売り上げ伸ばそうとか考えてないから」
「さすが、佐野先輩。どこかの人とは違いますね。中身もイケメン」
香澄は納得したようだった。
「司馬もいつも迷惑かけてる後輩に奢ってやれよ」
「ガッツリしたの、ありますか?」
「あー、何かあったよな?」
「君、お昼食べてないとかないよね?」
「一緒に色々食べましたよ」
「私が飢えてるように見えるんですか、司馬前部長殿?」
今の香澄からは将也に対する不信感さえ感じられる。それがなぜだか、紗綾には全くわからない。
「それって、まさか、シナモンアップルですか?」
「人聞き悪いこと言うなよ。まったく、お前ってやつは……」
佐野が頭を掻き、それから、じーっと疑念に満ちた視線を送る香澄を見て、溜め息を吐く。
「俺は誰かさんの下の心が出る前に先手打っただけ。クラスメート二人が迷惑かけてて申し訳ないと思ってるし、売り上げ伸ばそうとか考えてないから」
「さすが、佐野先輩。どこかの人とは違いますね。中身もイケメン」
香澄は納得したようだった。
「司馬もいつも迷惑かけてる後輩に奢ってやれよ」
「ガッツリしたの、ありますか?」
「あー、何かあったよな?」
「君、お昼食べてないとかないよね?」
「一緒に色々食べましたよ」
「私が飢えてるように見えるんですか、司馬前部長殿?」
今の香澄からは将也に対する不信感さえ感じられる。それがなぜだか、紗綾には全くわからない。

