「はいはい、やめやめ! ご飯は美味しく食べましょう」
「う、うん……」
話を打ち切られてしまえば、紗綾はそれに従うしかない。後で話してくれると言うのなら、それを信じて待つしかない。
「って言うか、焼きそばパンなんてよく買ってきたね。あいつらのクラスでしょ?」
半分にした焼きそばパンにかぶりつく香澄は少し不思議そうだった。
「あ、それ、久遠さんがくれたの」
白状してしまえば香澄は完全に沈黙した。
「…………」
焼きそばパンを持つ手が緩んだように見えたが落ちそうなほどではない。
一時停止でも押されたようで、やはり言うべきではなかったのかと思った紗綾はどうにか香澄を動かそうと考えた。
「えっとね、差し入れはこっち。ポテトとか好きって言ってたから」
一緒に昼食を食べられるとは思っていなかったのだ。
だが、各店の混雑がこの場所からよく見える。席が空いていたのも運がいい。
「まあ、食べ物に罪はないか……」
じっと食べかけを見つめて、香澄は再びかぶりつく。
「ロビンソン君が売ってたみたいだよ」
余計な一言だったかもしれないが、後からわかるよりは今言ってしまった方がいい。そもそも、彼らのクラスだということは既にわかっているのだ。
「う、うん……」
話を打ち切られてしまえば、紗綾はそれに従うしかない。後で話してくれると言うのなら、それを信じて待つしかない。
「って言うか、焼きそばパンなんてよく買ってきたね。あいつらのクラスでしょ?」
半分にした焼きそばパンにかぶりつく香澄は少し不思議そうだった。
「あ、それ、久遠さんがくれたの」
白状してしまえば香澄は完全に沈黙した。
「…………」
焼きそばパンを持つ手が緩んだように見えたが落ちそうなほどではない。
一時停止でも押されたようで、やはり言うべきではなかったのかと思った紗綾はどうにか香澄を動かそうと考えた。
「えっとね、差し入れはこっち。ポテトとか好きって言ってたから」
一緒に昼食を食べられるとは思っていなかったのだ。
だが、各店の混雑がこの場所からよく見える。席が空いていたのも運がいい。
「まあ、食べ物に罪はないか……」
じっと食べかけを見つめて、香澄は再びかぶりつく。
「ロビンソン君が売ってたみたいだよ」
余計な一言だったかもしれないが、後からわかるよりは今言ってしまった方がいい。そもそも、彼らのクラスだということは既にわかっているのだ。

