「ここね、関係者以外立ち入り禁止なんだよね」
嵐はにこりと笑むと冷たい眼差しをリアムへと向ける。
紗綾は絶対に向けられることがないからこそ気付いていないが、香澄が彼を恐れる理由はこれである。
障害を排除するために彼は手段を選ばない。
「しかも、あの子、呪われてるからさ……手を出さないでね」
「ノロワレテル?」
多くの生徒がオカ研を恐れ、敬遠する。
生贄に罪はないのだが、関わると不幸がうつると思われているものだ。
しかし、呪いの正体があるとするならば間違いなく嵐と十夜である。
だが、紗綾の不幸の正体に二人は関与していない。
「我がオカルト研究部の生贄に手を出す人間は何人たりとも無事では帰さないよ?」
「部を汚す者は呪ってもいいルールになっているからな」
嵐が怪しい笑みを浮かべ、十夜は滅多に見せない冷たい薄笑いを浮かべている。
そして、「何スか、それ……」と呆れた圭斗もすぐにニヤリと悪い笑みを見せた。
「まあ、俺も賛成っスよ? 紗綾先輩狙うなら全然フレンドじゃないし」
「俺、君のことも許してるつもりはないんだけど、自分が連れてきた生贄に何かあったら可愛そうなことになりそうだからね」
小さいながらも確実に聞き取れる声で言われ、圭斗は紗綾が嵐を策士と言ったことを思い出した。
それでもオカ研の男達はその一瞬団結していた。そのはずだった。
嵐はにこりと笑むと冷たい眼差しをリアムへと向ける。
紗綾は絶対に向けられることがないからこそ気付いていないが、香澄が彼を恐れる理由はこれである。
障害を排除するために彼は手段を選ばない。
「しかも、あの子、呪われてるからさ……手を出さないでね」
「ノロワレテル?」
多くの生徒がオカ研を恐れ、敬遠する。
生贄に罪はないのだが、関わると不幸がうつると思われているものだ。
しかし、呪いの正体があるとするならば間違いなく嵐と十夜である。
だが、紗綾の不幸の正体に二人は関与していない。
「我がオカルト研究部の生贄に手を出す人間は何人たりとも無事では帰さないよ?」
「部を汚す者は呪ってもいいルールになっているからな」
嵐が怪しい笑みを浮かべ、十夜は滅多に見せない冷たい薄笑いを浮かべている。
そして、「何スか、それ……」と呆れた圭斗もすぐにニヤリと悪い笑みを見せた。
「まあ、俺も賛成っスよ? 紗綾先輩狙うなら全然フレンドじゃないし」
「俺、君のことも許してるつもりはないんだけど、自分が連れてきた生贄に何かあったら可愛そうなことになりそうだからね」
小さいながらも確実に聞き取れる声で言われ、圭斗は紗綾が嵐を策士と言ったことを思い出した。
それでもオカ研の男達はその一瞬団結していた。そのはずだった。

