「オカ研で、何かあったんだね?」
断定する将也に紗綾は頷く。
何かあったと言うほどではないのかもしれない。
圭斗との問題でしかないのかもしれない。だが、全ては繋がっているのだと思っていた。
オカ研に入った始まりの日から、何もかも全て。
「君は随分頑張ったよ。本当なら、とっくに退部してたと思う。頑張りすぎってくらいかな」
いつでも辞めていいと彼は言った。
紗綾も紗綾なりに考えて部にいたつもりだった。
けれど、今はどうしたらいいかわからない。何もわからなくなってしまった。
「これから、俺と帰らない?」
「え……?」
「田端君と帰る約束してるわけじゃないでしょ? 俺でよければ、話聞くよ」
どこかで期待があったのかもしれない。
彼ならば、話を聞いてくれるのではないかと。
それでも、申し訳なく感じてしまう。
「俺も気分転換がしたいから。君が嫌じゃなければ、ね?」
紗綾は誰かに聞いてほしいという気持ちはあった。だから、ここへ来たのかもしれない。
今すぐに吐き出してしまいたかった。ただ香澄には部活動があり、そうでなくとも何となく相談しにくい。
だが、将也には話せる気がした。
なんて自分はずるいのだろうかと心のどこかでは思いながら。
断定する将也に紗綾は頷く。
何かあったと言うほどではないのかもしれない。
圭斗との問題でしかないのかもしれない。だが、全ては繋がっているのだと思っていた。
オカ研に入った始まりの日から、何もかも全て。
「君は随分頑張ったよ。本当なら、とっくに退部してたと思う。頑張りすぎってくらいかな」
いつでも辞めていいと彼は言った。
紗綾も紗綾なりに考えて部にいたつもりだった。
けれど、今はどうしたらいいかわからない。何もわからなくなってしまった。
「これから、俺と帰らない?」
「え……?」
「田端君と帰る約束してるわけじゃないでしょ? 俺でよければ、話聞くよ」
どこかで期待があったのかもしれない。
彼ならば、話を聞いてくれるのではないかと。
それでも、申し訳なく感じてしまう。
「俺も気分転換がしたいから。君が嫌じゃなければ、ね?」
紗綾は誰かに聞いてほしいという気持ちはあった。だから、ここへ来たのかもしれない。
今すぐに吐き出してしまいたかった。ただ香澄には部活動があり、そうでなくとも何となく相談しにくい。
だが、将也には話せる気がした。
なんて自分はずるいのだろうかと心のどこかでは思いながら。

