「やはり、無敵の強運の持ち主、ですね」
「え……?」
言われた意味がわからなかった。
「月舘紗綾さん、君には無敵の強運があります」
もう一度、はっきりと告げられる。
「強運なんてありえません!」
強運、それも無敵などとはありえない。笑えるほどにおかしなことだった。
「どうして?」
不思議そうな顔をしたのは海斗だった。
なぜ、そこまで強く否定するのかわからないと言うかのように。
「私は……凄く貧乏くじを引く体質みたいなんです」
「貧乏くじ?」
何度も人に言ってきたことであるのに、問い返されれば急に恥ずかしくなる。
「たとえば、プリントが自分だけ足りないとか、自分だけ忘れられるとか、名前が間違ってるとか、タイミングが物凄く悪いとか、そういう小さいことなんですけど……」
海斗がじっと見つめてくる。その空気に耐えられずに紗綾は続けた。
「え……?」
言われた意味がわからなかった。
「月舘紗綾さん、君には無敵の強運があります」
もう一度、はっきりと告げられる。
「強運なんてありえません!」
強運、それも無敵などとはありえない。笑えるほどにおかしなことだった。
「どうして?」
不思議そうな顔をしたのは海斗だった。
なぜ、そこまで強く否定するのかわからないと言うかのように。
「私は……凄く貧乏くじを引く体質みたいなんです」
「貧乏くじ?」
何度も人に言ってきたことであるのに、問い返されれば急に恥ずかしくなる。
「たとえば、プリントが自分だけ足りないとか、自分だけ忘れられるとか、名前が間違ってるとか、タイミングが物凄く悪いとか、そういう小さいことなんですけど……」
海斗がじっと見つめてくる。その空気に耐えられずに紗綾は続けた。

