「本当は、そのことで来たの。ハニーはこの調子だし、一応、管轄じゃん? 何か、ほっておけないからさ……」
霊障に悩む者としては無視できないのだろう。
今は様子がおかしいだけで済んでいるのかもしれないが、それが死を招くこともある。
「だって、ノジー君だけじゃないとか、ちょー面倒くさいの」
「まあ、正直、俺達だって、霊に喧嘩売った奴の尻拭いなんてしてやりたくないけど」
「そ、そんな……!」
嵐の言葉に野島はひどくショックを受けていた。
それは助ける気がないというようにも取れるだろう。だが、そうではないのだ。
「あんただって、勝手に喧嘩売って返り討ちに遭った奴の敵を討とうなんて思わないっしょ?」
圭斗に問われ、野島は黙ってしまった。
「普段は奇異の目で見られて、困った時だけ頼られるなんて嫌な宿命っスよね? 部長」
圭斗に同意を求められた十夜はただ黙っていた。
紗綾も勝手だと思ったことはある。誰もが十夜を魔王だと恐れながら、本当に困った時は仏のように頼るのだ。
野島が悪いわけではない。仕方のないことなのだ。
霊障に悩む者としては無視できないのだろう。
今は様子がおかしいだけで済んでいるのかもしれないが、それが死を招くこともある。
「だって、ノジー君だけじゃないとか、ちょー面倒くさいの」
「まあ、正直、俺達だって、霊に喧嘩売った奴の尻拭いなんてしてやりたくないけど」
「そ、そんな……!」
嵐の言葉に野島はひどくショックを受けていた。
それは助ける気がないというようにも取れるだろう。だが、そうではないのだ。
「あんただって、勝手に喧嘩売って返り討ちに遭った奴の敵を討とうなんて思わないっしょ?」
圭斗に問われ、野島は黙ってしまった。
「普段は奇異の目で見られて、困った時だけ頼られるなんて嫌な宿命っスよね? 部長」
圭斗に同意を求められた十夜はただ黙っていた。
紗綾も勝手だと思ったことはある。誰もが十夜を魔王だと恐れながら、本当に困った時は仏のように頼るのだ。
野島が悪いわけではない。仕方のないことなのだ。

