「俺が軽い男だってのは否定しないっスよ。見た目こんなんだし、実際、中学時代は結構遊んでたし。別に改心したつもりもないし、紗綾先輩がやめろって言わなきゃこのスタイルを変えるつもりもないっスけど」
圭斗は自分の髪をいじる。
煌めくオレンジの髪は綺麗で、紗綾にはやめろとは言えない。
「でも、俺は気が長い方じゃないんで、ただの遊び相手に時間かけたりしないし、相手を落とす過程を楽しんで落とした途端に奈落まで落とすようなまねは絶対にしない」
圭斗の表情は真剣そのもので、目を逸らすことなどできるはずもない。
「遊んで、虚しくなって、また紛らわすのに遊んで、エンドレス。そういう暗黒の時期が俺にもあったんスよ。でも、最近は遊びもやめた。先輩と会ってから」
心から圭斗が荒んでいるようには見えなかった。
彼にもサイキックとしての苦しみがあるのだろう。他人には理解されない自分だけの苦痛が。
圭斗は自分の髪をいじる。
煌めくオレンジの髪は綺麗で、紗綾にはやめろとは言えない。
「でも、俺は気が長い方じゃないんで、ただの遊び相手に時間かけたりしないし、相手を落とす過程を楽しんで落とした途端に奈落まで落とすようなまねは絶対にしない」
圭斗の表情は真剣そのもので、目を逸らすことなどできるはずもない。
「遊んで、虚しくなって、また紛らわすのに遊んで、エンドレス。そういう暗黒の時期が俺にもあったんスよ。でも、最近は遊びもやめた。先輩と会ってから」
心から圭斗が荒んでいるようには見えなかった。
彼にもサイキックとしての苦しみがあるのだろう。他人には理解されない自分だけの苦痛が。

