「自分から言うのが嫌なんスよ。いつだって余計なものがついてくるんで」
「余計なもの、ね」
「それは、先生も気付いてるんじゃないっスか?」
「だって、俺、先生だもん」
余計なもの、それが何なのかは考えても紗綾にはわからない。
圭斗も全てを話してくれたわけではなく、サイキック同士にしかわからない領域があることは間違いない。
サイキックの苦悩は紗綾には知ることができないものだ。
「それに、普段は力を抑えるように言われてるんで。っていうか、ない方が幸せになれるっスからね。それはセンセーもよくわかってるっスよね。いや、センセーの方がよくわかってるって言うべきっスかね?」
「なら、何で、うちの部に来たの?」
嵐の問いは尤もで、それは紗綾も聞きたいことだった。
隠せるならば、近付かない方が幸せであったのは間違いない。
「そりゃあ、紗綾先輩を幸せにするために決まってるじゃないっスか」
圭斗は即答するが、今はそれが全ての真実だとは思えなかった。
最初から彼が何を考えているかはわからなかったが、それが今になってひどくなった。
「余計なもの、ね」
「それは、先生も気付いてるんじゃないっスか?」
「だって、俺、先生だもん」
余計なもの、それが何なのかは考えても紗綾にはわからない。
圭斗も全てを話してくれたわけではなく、サイキック同士にしかわからない領域があることは間違いない。
サイキックの苦悩は紗綾には知ることができないものだ。
「それに、普段は力を抑えるように言われてるんで。っていうか、ない方が幸せになれるっスからね。それはセンセーもよくわかってるっスよね。いや、センセーの方がよくわかってるって言うべきっスかね?」
「なら、何で、うちの部に来たの?」
嵐の問いは尤もで、それは紗綾も聞きたいことだった。
隠せるならば、近付かない方が幸せであったのは間違いない。
「そりゃあ、紗綾先輩を幸せにするために決まってるじゃないっスか」
圭斗は即答するが、今はそれが全ての真実だとは思えなかった。
最初から彼が何を考えているかはわからなかったが、それが今になってひどくなった。

