「一般の方はこちらへどうぞ」
「部長が凄く嫌そうな顔してるっスけど」
圭斗の言葉通り、がっしりと光に腕を捕まれた十夜は恨めしげに嵐を見ていたが、彼は無視した。
「恐怖体験したいなら、あちらへどうぞ~、なんてね」
嵐の言葉の意味も十夜が嫌がる理由も紗綾にはわかっていた。
一晩で疲れが取れるわけでもなく、きっと十夜は今以上に疲れることになるだろう。何かあってもなくても。
だが、わかったところで紗綾にはどうにもできない。
できるとすれば、気休めにもなりないとわかっていながら、何事もないことを祈ることぐらいだ。
「部長が凄く嫌そうな顔してるっスけど」
圭斗の言葉通り、がっしりと光に腕を捕まれた十夜は恨めしげに嵐を見ていたが、彼は無視した。
「恐怖体験したいなら、あちらへどうぞ~、なんてね」
嵐の言葉の意味も十夜が嫌がる理由も紗綾にはわかっていた。
一晩で疲れが取れるわけでもなく、きっと十夜は今以上に疲れることになるだろう。何かあってもなくても。
だが、わかったところで紗綾にはどうにもできない。
できるとすれば、気休めにもなりないとわかっていながら、何事もないことを祈ることぐらいだ。

