「救ったのは俺ではない」
「なら、先生が?」
紗綾は問いかけながらも、それはないはずだと思っていた。
たとえ、魔女が帰っても、帰宅するまでが洗礼だ。よほどのことがない限り、嵐は手を出さない。
「ロビンソン君はないですよね……?」
「あれは使えない」
残る一人リアム・ロビンソンは暴走した。その償いでもないだろう。
「だったら、誰が……」
「もう一人いるだろう」
「圭斗君、ですか……?」
圭斗が白を切り通すつもりなら、紗綾も迂闊には言えない。
たとえ、相手が十夜でも口を滑らせるわけにはいかなかった。
「だが、奴にそうする力はない」
やはり、十夜はわかっているのだろう。
圭斗は自分にできるだけのことをして、手を引いた。
「なら、先生が?」
紗綾は問いかけながらも、それはないはずだと思っていた。
たとえ、魔女が帰っても、帰宅するまでが洗礼だ。よほどのことがない限り、嵐は手を出さない。
「ロビンソン君はないですよね……?」
「あれは使えない」
残る一人リアム・ロビンソンは暴走した。その償いでもないだろう。
「だったら、誰が……」
「もう一人いるだろう」
「圭斗君、ですか……?」
圭斗が白を切り通すつもりなら、紗綾も迂闊には言えない。
たとえ、相手が十夜でも口を滑らせるわけにはいかなかった。
「だが、奴にそうする力はない」
やはり、十夜はわかっているのだろう。
圭斗は自分にできるだけのことをして、手を引いた。

