「さて、どうする? 黒羽、決めるのはお前だよ」
自分は助けないと嵐は言う。
何があっても規則は守られなければならないと。
「紗綾は渡しません! 絶対に!」
香澄は頑なだったが、嵐は彼女を見ずに紗綾へと視線を向けてくる。
これは君の問題だと言うように。
「月舘はどうなの?」
「私は……どうしても生贄が必要なら、それでも構わないです」
紗綾は頼まれれば断れない。
自分が断ることで、誰かが代わりに貧乏くじを引いてしまうことになるのなら自分が持っていた方がいいのだ。
後々、自分のせいだと罪の意識に苛まれなくて済む。
「うわっ、そんなこと言ったら、このイカレた人たちの思う壺よ! ダメダメ、こんなの根暗な男子のポジションなんだから!」
「でも……」
考え直せと香澄は言うが、彼女はちょっとひどいと紗綾は思う。
嵐もすっかり呆れた様子だった。
自分は助けないと嵐は言う。
何があっても規則は守られなければならないと。
「紗綾は渡しません! 絶対に!」
香澄は頑なだったが、嵐は彼女を見ずに紗綾へと視線を向けてくる。
これは君の問題だと言うように。
「月舘はどうなの?」
「私は……どうしても生贄が必要なら、それでも構わないです」
紗綾は頼まれれば断れない。
自分が断ることで、誰かが代わりに貧乏くじを引いてしまうことになるのなら自分が持っていた方がいいのだ。
後々、自分のせいだと罪の意識に苛まれなくて済む。
「うわっ、そんなこと言ったら、このイカレた人たちの思う壺よ! ダメダメ、こんなの根暗な男子のポジションなんだから!」
「でも……」
考え直せと香澄は言うが、彼女はちょっとひどいと紗綾は思う。
嵐もすっかり呆れた様子だった。

