「お前が言うと話がややこしくなるな……守護霊ってヤツだよ。生贄獲得は二年の仕事だから、今年は黒羽の番で、他は手出し無用ってのが規則。俺が決めたわけじゃないし、俺でも阻止不可能なルールだから、そこんところ誤解しないでほしいけど」
「俺なんか、校内歩いただけだったけどね」
嵐と光がフォローするが、見せた方が早いとばかりに不機嫌な顔をした十夜は先程のコインを置く。
すると、無造作に置かれたコインはすっと動き出し、ぴたりと止まったかと思えばまた動き出し、ある文字列を示した。
つ・き・だ・て・さ・や、不思議なことだが、確かにコインの位置はそう示していた。
「こういうわけで、俺たちは新入生の名簿から君を見付けたってわけさ! まさか、クッキーのクラスの子だとは思わなかったけど、これも運命かな?」
光は笑うが、香澄は険しい形相でテーブルを叩いた。
コインが跳ねる。そして、少し不自然に動いたような気がしたが、紗綾は見なかったことにした。
「こんなのインチキに決まってる!」
まあまあ、と嵐は宥める。
けれど、彼女の怒りは収まらないようだ。
「俺なんか、校内歩いただけだったけどね」
嵐と光がフォローするが、見せた方が早いとばかりに不機嫌な顔をした十夜は先程のコインを置く。
すると、無造作に置かれたコインはすっと動き出し、ぴたりと止まったかと思えばまた動き出し、ある文字列を示した。
つ・き・だ・て・さ・や、不思議なことだが、確かにコインの位置はそう示していた。
「こういうわけで、俺たちは新入生の名簿から君を見付けたってわけさ! まさか、クッキーのクラスの子だとは思わなかったけど、これも運命かな?」
光は笑うが、香澄は険しい形相でテーブルを叩いた。
コインが跳ねる。そして、少し不自然に動いたような気がしたが、紗綾は見なかったことにした。
「こんなのインチキに決まってる!」
まあまあ、と嵐は宥める。
けれど、彼女の怒りは収まらないようだ。

