渋々、香澄と中に入り、紗綾は進められるがままにソファーに座る。
大きなソファーが二組、応接室のようにもなっている。
「それで、それ? まさかまさか、ツキダテサヤちゃんが二人いたとか? ワーオッ、ミラクルーッ! 凄い、すごーいっ!」
光は一人で盛り上がっていた。なにがそんなに面白いのだろうか。
そのキラキラした目に邪気はないようだったが、わからないことばかりだ。
「いや、八千草。こっちは月舘の保護者。さすがにそこまでの奇跡は起きないから」
「田端香澄です」
嵐が紗綾の隣に座った香澄を指す。
その香澄はソファーに踏ん反り返って光が出したお菓子を食べいる。
凄い度胸だと紗綾は思うが、真似はできそうもない。
「あ、俺はヤッチーこと八千草光、ってのはもう言ったっけ……こっちは、副部長のクロちゃんこと黒羽十夜君、みんなからは魔王なんて呼ばれちゃってるけど、本当はすっごく優しいんだよ! いっつも、俺のこと、助けてくれるもんね。で、そっちが顧問の……」
光は十夜を指し、それから嵐を指すが、嵐はそれを制した。
大きなソファーが二組、応接室のようにもなっている。
「それで、それ? まさかまさか、ツキダテサヤちゃんが二人いたとか? ワーオッ、ミラクルーッ! 凄い、すごーいっ!」
光は一人で盛り上がっていた。なにがそんなに面白いのだろうか。
そのキラキラした目に邪気はないようだったが、わからないことばかりだ。
「いや、八千草。こっちは月舘の保護者。さすがにそこまでの奇跡は起きないから」
「田端香澄です」
嵐が紗綾の隣に座った香澄を指す。
その香澄はソファーに踏ん反り返って光が出したお菓子を食べいる。
凄い度胸だと紗綾は思うが、真似はできそうもない。
「あ、俺はヤッチーこと八千草光、ってのはもう言ったっけ……こっちは、副部長のクロちゃんこと黒羽十夜君、みんなからは魔王なんて呼ばれちゃってるけど、本当はすっごく優しいんだよ! いっつも、俺のこと、助けてくれるもんね。で、そっちが顧問の……」
光は十夜を指し、それから嵐を指すが、嵐はそれを制した。

