「まあ、とりあえず、ここじゃ物凄く話しにくいから、部室に来てくれないかな?」
困り顔で言う担任に紗綾はどうしたらいいかわからなくなる。
すると香澄が紗綾の腕をしっかり掴んで、二人をきっと睨んだ。
「部室? いかがわしいところに紗綾を連れ込む気ですか?」
「いやいや、まさか。部活動ですよ、部活動のちょっと変わった勧誘」
「部活は強制するものじゃないと思いますけど」
香澄は凄いと紗綾は思う。これほどまでにはっきりと物を言えるのは尊敬に値する。
「そんなに疑うなら、君もついてくる?」
「もちろん、私、紗綾の保護者ですから」
回避不可能だと思ったのか、香澄は頷く。紗綾も話を聞くぐらいなら、と思っていた。
それに香澄がついてきてくれるなら、これほど安心できることもない。
「おい、部外者を入れるな」
「お前が悪いんだよ。お前が状況を物凄く悪くしてんの」
不満げな十夜に睨まれて、それでも嵐はへらへらと笑っていた。
困り顔で言う担任に紗綾はどうしたらいいかわからなくなる。
すると香澄が紗綾の腕をしっかり掴んで、二人をきっと睨んだ。
「部室? いかがわしいところに紗綾を連れ込む気ですか?」
「いやいや、まさか。部活動ですよ、部活動のちょっと変わった勧誘」
「部活は強制するものじゃないと思いますけど」
香澄は凄いと紗綾は思う。これほどまでにはっきりと物を言えるのは尊敬に値する。
「そんなに疑うなら、君もついてくる?」
「もちろん、私、紗綾の保護者ですから」
回避不可能だと思ったのか、香澄は頷く。紗綾も話を聞くぐらいなら、と思っていた。
それに香澄がついてきてくれるなら、これほど安心できることもない。
「おい、部外者を入れるな」
「お前が悪いんだよ。お前が状況を物凄く悪くしてんの」
不満げな十夜に睨まれて、それでも嵐はへらへらと笑っていた。

