「まあ、仮に俺がさよならさせられたって、繋がりが切れるわけじゃないっスよ」
確かにその通りかもしれない。
たとえ、今年の生贄がリアムになったとしても、彼にその気があればいつでも会える。
けれど、代わりにリアムが部室にいることになると不安が大きい。
「俺はいつだって紗綾先輩に会いに行く。いっそ、先輩を連れ出そうか。幸せにするって約束したし、俺にはできると思うっスよ」
圭斗は軽く言っているようだが、紗綾はドキドキしていた。
彼は紗綾にとって未知の人間だからこそ、本気がわからない。
「圭斗君は何でそんなに自信があるの?」
紗綾は意を決して聞いてみることにした。
彼はいだって自信に満ちている。紗綾には羨ましく思えるほどに。
「うーん……お守りがあるからっスかね」
少し考えるような素振りを見せてから、圭斗はシャツの下からペンダントを手繰り寄せて紗綾に見せた。
「お守り?」
「そう、俺の宝物。婆ちゃんからもらったんス」
赤い石が非常に印象的なとてもシンプルなペンダントだった。
もしかしたら、護符(アミュレット)なのかもしれないと紗綾は思う。
確かにその通りかもしれない。
たとえ、今年の生贄がリアムになったとしても、彼にその気があればいつでも会える。
けれど、代わりにリアムが部室にいることになると不安が大きい。
「俺はいつだって紗綾先輩に会いに行く。いっそ、先輩を連れ出そうか。幸せにするって約束したし、俺にはできると思うっスよ」
圭斗は軽く言っているようだが、紗綾はドキドキしていた。
彼は紗綾にとって未知の人間だからこそ、本気がわからない。
「圭斗君は何でそんなに自信があるの?」
紗綾は意を決して聞いてみることにした。
彼はいだって自信に満ちている。紗綾には羨ましく思えるほどに。
「うーん……お守りがあるからっスかね」
少し考えるような素振りを見せてから、圭斗はシャツの下からペンダントを手繰り寄せて紗綾に見せた。
「お守り?」
「そう、俺の宝物。婆ちゃんからもらったんス」
赤い石が非常に印象的なとてもシンプルなペンダントだった。
もしかしたら、護符(アミュレット)なのかもしれないと紗綾は思う。

