仮恋人~アイドルと秘密の契約~



見ると、講堂前に長蛇の列があった。



「え、まさかこれ並ぶの?」



「あたり前じゃん。すぐ、入れるよ。だってもう会場10分前だもん」



「全員入れるのかな?」



「それはどうだろう?でも、あたしには…」


そう言ってカバンから財布を取り出した。




「え、まさかお金?」


美香は笑いながら、2枚のチケットを出した。





「お金のわけないでしょ。これは、普通科の特権なんだから」