仮恋人~アイドルと秘密の契約~




「な、どういう意味?」



「お前は俺からすると好都合なんだ。俺のファンでもねぇ。Thunderのファンでもねぇ。わかるか?」



「わかんない」


「はぁ?」


「だから、好都合ってどういうこと?フリになる意味が分からないんだけど!!」



2人しかいない教室で、思いっきり叫んだ。






「あたし、帰るから」



後ろを振り返ろうとしたが、振り返れなかった。




「ちょっ、なに…」



あたしの顔の横には手。



そして、あたしの後ろは壁。





…これって逃げられないじゃん!!