「まずは、職員室ね」 美香は相変わらずテンションが高い。 -―コンコン 「失礼しまーす」 あたしたちは、担任先生の前まで行った。 「先生、芸能科の校舎に入る許可書ください」 そういうと、先生は机の引き出しを開けた。 「はい。なんか用事でもあるの?」 「昨日、ノート落として芸能科の子が持ってるみたいなんです」 「なるほど。あ、許可書は返すの明日でいいからね」 「ありがとうございまーす」