仮恋人~アイドルと秘密の契約~




それだけを言いに、わざわざ門の前で待ってたの?


なんか、掴めないヤツだな…。




そう思っていると、次の瞬間質問の嵐が来た。



「ちょっと!!遥斗くんとどういう関係?彼女なんかじゃないわよね!?」


「忘れ物って何!?どういうこと!?」


「あんた、普通科の人よね!?」


ちょっ…そんな急に話しかけられても、困るんだけど。




「別に、彼女じゃないし!忘れ物はノート。あたしは普通科。これでいい?」


少し強気に話すと、向こうも1歩引いた。





「なんで、その忘れ物を遥斗くんが持っているの?」



「昨日のライブで落としたの。名前書いてあったから、校門で待ってたんじゃない?」


少し嘘。


サインもらうため、とか言ったら「ずるい~」とかなるだろうし。