仮恋人~アイドルと秘密の契約~





「その足で追っかけても追いつけねえよ」



「…ですよね」




あたしはしぶしぶソファーに座った。




その時、バタバタバタと誰かが走ってくる足音が聞こえた。





「今の音なに?」



「あっ!!結奈さん!!」



「花音ちゃん!!」




「今日も会えるなんて、あたし運がいいみたい」



そう言って嬉しそうに笑った。






「あ!!そういえば、さっきの物音なに?」



「あ、あれは…」






遥斗が怒って…なんて言いずらい。