「心配すんな。俺の言ったとおりやれば大丈夫だから」 遥斗があたしの気持ちを察したのか、声をかけてくれた。 「心の準備って物が…」 「はぁ?」 何言ってんだ?という顔であたしも見てきた。 言っても無駄か…。 車を走らせること20分…。 「ま、まさか…ここが遥斗の家?」 「あぁ」 目の前には、見たこともないような大きな家。 しかも、この都会でこれだけの家ってどれだけお金持ちなの? こんな堂々と建ってたら泥棒の狙いの的じゃん。 その分、警備はしっかりしてるんだろうけど。