仮恋人~アイドルと秘密の契約~




あたしたちは車に乗り込み家まで送ってもらった。



「ありがと」



そう言ってあたしは車から降りた。


「花音、明日あけとけよ」



「…ん?」



「明日迎えに行くから家にいろ」



「は、はい?」



「用事あるのか?」


「べ、別にないけど…」



いやいや、そういう問題じゃなくって。




「じゃあ、いいだろ。10時に迎えに行くから。じゃあな」



「えっ!!ちょ…遥斗!!」



あたしの声が届かないまま遥斗は言ってしまった。