背が高くてまるで王子様みたい かっこいい…… こんな人いるんだあ…… 「大丈夫?君」 「え、あ、はい!!」 「よかった」 そう言って微笑む王子様に 私はぽーっと見惚れた 「あ、俺急いでるんだ、悪いな」 「ありがとうございました!!」 私が頭を下げると王子様は 軽く手を上げて行ってしまった 「……私の、ヒーロー…」