狼王子とラブシェア










でも……

私に会わせたい人か~……


誰だろう?

全然身に覚えがないよ…




私は帰り道を歩きながら

悶々と思考を駆け巡らせていた








―――その時だった…



キキキキキキィィーッ



「っきゃああっ!」



私の右から赤い車が走ってきた





ダメ!

よ、避けれないっ……!