「あ、さ、さっきの!」



さっきのイケメンヒーローが…

何で私の家に……!?



「なんだ、知り合いだったのか?」

「それなら話が早いわねえ」




お父さんとお母さんが

お互いに頷き合う中、


私は再び頭を下げてこう言った




「先程はありがとうございました」



するとイケメンヒーローは

くすっと笑って


「怪我がなくてよかったよ」


と言って私の頭を撫でた