「お!やっと来た」
そう言って出迎えてくれたのは亮。
一階はどうやらラウンジになっているみたい。
女子寮と違ってオシャレだな。
「ここはラウンジだよ。男女寮は人数多いから食堂になってるとこだけど。基本俺ら全員ここで食事はしてるから。一応、部屋にはキッチンとかあるにはあるけど皆あんまり得意じゃやくて作れないからね」
「ねぇ亮、毎回ここで食事してるってお金かかるんじゃない?」
金持ちの私が言うことじゃないけど、無駄なことが嫌いな私としてはどうしても聞いておきたかった。
「あぁ。それなら心配ないよ、タダだから」
「えっ!?」
驚きの声を上げた私の隣に、得意気な笑みを浮かべてた弥彦が説明しだした。
「前にも言ったよ?守護神になれば色んな特典がつくって~。そのうちの一つが寮や食事はタダなのでーす!」

