ラブ・エンジェル




「おーけー!喜助!」


そう言って呼ばれた人は、眉間にシワをよせて睨み付けてくる喜助。


「ちっ!なんで俺がお前の荷物運んでやんねぇーといけねぇんだよ!」


「「はいはいはい。文句いわなーい!」」



喜助の背中をぐいぐい押しながら双子も続いて入ってきた。


「おぉ!広いね零」


「だね雷。ま、でも俺らの所と変わらないけどね」


「まぁ、そうなんだけどさ~」


2人仲良く部屋を見た所で、中央に置かれた荷物に目が注がれている。


「あ、その荷物で全部よ」


「「えっ?これだけ!?」」


双子の声に、後ろから弥彦と喜助もじゃれ合いながら来て見れば、双子と同じ反応。


「お前…俺たちこんなにいらねーじゃん!」


「まさか段ボール3つに収まってるとは…」

女の子は荷物多いって聞くのになぁ~


そう言いながら、弥彦は手早く双子&喜助の手
に段ボールを持たせた。