只今、私は全校生徒の前に立たされている。


「今日から橘恋羽は守護神No.7に任命する。よって、彼女は今日から守護神となる」


海翔の挨拶の後にマイクを渡される。


「今日から守護神のNo.7となりました。橘恋羽です。皆さん宜しくお願いします」


無難な挨拶を並べ、私は頭を下げた。


こんな所に立たされるなんて。



彼らは行動が早い。



遡れば3日程前のこと。