「聞きたいことがあったからだ」 目の前に座る神山先輩は静かに、でもハッキリとそう言った。 思わず構える私。 それを見かねた双子がサイドから「「力抜いて聞いてよ~」」とユッサユッサと揺らした。 「あ、はい…」 グラグラと揺れる身体で消えるような声で返事をした。 無理無理無理。身構えずに聞ける程、強靭な精神力なんて持ち合わせてない。 そんな私を神山先輩は気付いているのかいのいのか とっとと本題に入っていった。