ーーー自分に似合うか似合わないか。
一発であぁ、彼女は頭の良い子なんだなって思う。
…でもなんか、誰かに似てるんだよね。
「初めまして。あなたの言うとおり私は天使って呼ばれてる。でもごめんなさい、一応ちゃんとした名前があるの。そっちで呼んでくれないかしら?」
「名前、何?」
「恋羽よ。あなたは?」
「唯。あんた…バカにしないの?」
「へっ?」
突然の投げかけられた疑問に思わず変な声を上げてしまった。
「だって私、金髪に短いスカートで制服着崩してて…柄悪いとか怖そうとか思わないの?」
強気な雰囲気とは違って不安そうな瞳に思わず私は優しく笑いかけた。

