「はーい」
普通にいつもの感覚でドアを開けてしまった。
それがここでは間違いだった。
開けた先に立っていたのは雷。
彼は初めは普通の顔をしていたのに、突然顔を真っ赤に染め上げた。
「おはよう雷。丁度良かったー。私、話があって…」
昨日のことを謝りたくて
そう続くはずの言葉は、雷の言葉でかき消された。
「恋羽ちゃん!自分の今の恰好確認してっ!」
「えっ!?あ、きゃっ!!!」
えぇ、私すっかり忘れてました。
お風呂上がりでバスタオル一枚巻き付けたままだったこと。
慌てて制服に着替えてリビングにいけば、雷は静かにソファに座って待っていてくれた。

