ラブ・エンジェル



「…海翔が、直々に?」


恋羽ちゃんのことを調べてくれって?


他人に全く興味を示さないあの海翔が?


「ねー。珍しすぎて明日雪降りそう」


クスリと意味深な笑みを浮かべた零



あぁ、きっとこいつ俺と同じこと考えたな。


双子だからその辺はすぐに分かる。

てか、双子とかじゃなく普通に分かる。


「恋羽ちゃんのこと海翔好きなんだね」


「だろうね。ん?どした雷?」


なんだろ?自分で言っときながら引っかかるこの感じ…


「なんでもない」


「………そっか」


零はそれだけ言って特に何も言わなかった。

こういう気遣い出来る零は、やっぱり双子でも違うなって思う。


零の優しさに黙って俺はこの感じを忘れることにした。




ーーー雷side end