「なる程。要は雷が無神経に恋羽の触れて欲しくない所を突いてきたのか」
「そう。だから私、どうしていいのか分からなくて思わず逃げてきちゃった…」
あぁぁぁ。今でも思い出したら雷に凄く酷い事したなって思う。
シュンと小さく丸くなる私。
すると上から小さな笑い声が響いた。
「…!?ひ、どい!笑うなんて…!」
「ごめん。ま、簡単なことだ」
「簡単?」
ポンと頭を優しく撫でながら海翔は言った。
「ごめんなさいって謝ればいい。自分が悪い事したと反省してるならちゃんと謝ればいい。きっと雷も許す」
「そう?」
「あぁ。あいつらひねくれてるが、向こうにだって非がある。そこまで悪い奴は守護神にいない」
「………わかった」
コクンと頭を縦にふった。
それをみた海翔は優しく笑った。

