「零が言ってたこと本当だろ?」
「それが何か?」
「ははっ。そういう所、海翔らしいね」
どちらとして主題を言葉にしない辺りそうとうひねくれてる。
ただ、お互いに分かってしまう。
零の言ったこと…それは恋羽をこの部屋から追い出したことだ。
今更亮がこんな分かりきったことを聞くのは、本当に聞きたいことは別にあるのを
指している。
コーヒーをそっとテーブルに置いて聞いた。
「本題はなんだ?」
すると亮は
「やっぱりお見通しだったか海翔には」
そう言って、楽しそうに笑みを零す。
「ねぇ。海翔は恋羽ちゃんのこと好き?」
ストレートに聞いてきた。
そんなの決まってる
「好きじゃなかったら初めから関わらない。守護神になんか入れないし、側にいさせない」
「さすがNo.1だね。期待以上の回答だ」
その言葉の通りに亮は楽しそうに笑ってみせたのだった。

