ラブ・エンジェル



何なに!?

私だけこの状況についていけないんだけど!


「最初はグー」


あぁもう!なんか始まったし!


ワケ分かんないけど、なんか参加しとかないと危ないよね?


流れに身を任せ、慌てて手を出しじゃんけん。



「じゃんけんポン!!!」



「あっ………」

「負けた…」


上は私で次に言葉を発したのは雷。


なんと7人でじゃんけんした結果、私と雷が負けてしまった。



「じゃあ負けた2人で詳しい話聞いてこい。視線を感じた場所にも本人連れてって詳しくな」


負け組2人を指差しそう述べた海翔。


「そーゆーワケだからいってら~」


なんとも自然な流れで、反論する隙もなく部屋から追い出されてしまった。



「めんどくさ。さっさと終わらせよう~」


自分の頭をくしゃりとかき乱した雷は、スタスタとどこかへ歩き出した。


私は置いていかれないよう、必死で雷の後ろを追いかけるのだった。