「まぁ、言ってしまえば俺らに好意だけ向ける人だけじゃなく悪意を向ける人もいるってことなんだよね~」
俺達こーんなに良い子なのにー!双子がそう言って顔を見合わせてこっちを見てくる。
私は2人に
「でしょうね」
とだけ返しておいた。
「「冷たー!恋羽ちゃん冷たーい!!!」」
「で?黒田さんを調べたのは自分たちに害を与えようと近づいてきた人?それとも依頼人?」
双子は仲良く抱きつき合ったまま
「「依頼人でーす」」
と答えた。
「そっかーお疲れ雷零。じゃあどうしようか海翔」
亮は双子の報告を一応文字に起こしてあった書類に目を通しつつ尋ねていた。
「じゃんけん」
「は?」
おっと!海翔の思わぬ発言に怖い声が出たんだけど。
海翔はもう一度念を押すように
「じゃんけん」
そう言って手を出してきた。
他のメンバーも特に疑問を抱く所なく、素直に手を出してるし。

