「喜助っ!!!お前言い過ぎだ!」
慌ててフォローを入れようとする亮は、喜助を叱ろうとしていた。
が、私がそれを止めた。
「恋羽ちゃん…」
「喜助、あなたの言うとおり。私は甘い。何も知らないし知ろうともしてない殻に閉じこもった根暗人間よ。ただ、私は“天使”と呼ばれていようがを何を言われようが、周りに流されたりしないのは私が強いからじゃなく、私が弱いからよ」
「………」
「でも、ありがとう。叱ってくれて。私はまた何もしないで閉じこもる所だった」
そう言うと、喜助は乾いた空気の中小さな笑い声を落として
「馬鹿だなお前」
そういってクシャリと私の頭をかき乱して
「これから証明してやれ。天使様のお力とやらを。お前自身の強さを」
“そんでもって、守護神としてのお前を”
その言葉に私は笑顔で返事をした。

