しばらくたってまたざわついた。 今度は、 (誰?あの子超可愛い!) とか、 (転入生かな??) とか、 (俺、好みかも!) とかの数多い陰口が聞こえてきた。 まぁ、当たり前だろう。 それにしても、まだ赤坂は来ていない 感じだ。 私はゆっくりと自分の席に 腰を掛ける。