秘密×2


「あー、ちょっとそこの2人?」
「はい?」

呼ばれて後ろを見ると、帰ったはずの蓮がいた。

「梓見なかった?」

ズキッ....
そっか、梓ちゃんと帰るのかぁ
なんで戻ってきたの?梓ちゃんのために...

「ちょ、梓って誰?」
ヒソヒソと私の耳に真ちゃんが不思議そうに聞く。

「蓮の....彼女だよ」
「はぁ?」

「聞いてる?梓ってゆー子。見てねーの?」
「あ、知らないや!ごめんね」

「そ。てか、仲良かったの?お前ら」
「え?」

「いや、梓が理華ちゃん可愛いねなんて言うからさ。知り合いなのかと思って」

「あー、うん。そうかも。じゃ、じゃあね!私達急いでるから!じゃあ!」

「ちょ、理華!?」

梓なんて呼ばないで...
彼女だってわかってても、嫉妬する
だって、私だって彼女だったじゃん
人は変わるなんて言わないでよ

私は変わってないんだから