秘密×2


「梓…ちゃん?」

「私のことよく分かってくれた?こんな性格なのよ?これ以上蓮に近寄らないでくれる?でないとあんたの親友の…真ちゃんだっけ?どうなっても知らないよ」

梓ちゃんはそれだけいうと図書室を後にした。

「ふふっ…ふはっ……あはははっ…」

涙と笑いがこみ上げてきた。
よく分かってるよ。付き合ってるのに私が蓮と梓ちゃんを邪魔しちゃいけないって

一番わかってる

それに真ちゃんなんて私と蓮の問題なのに関係ないじゃん
なんでわざわざ真ちゃんまでだしてくるわけ?
梓ちゃんがなんでなにもしてない真ちゃんにまでなんかするわけ?




「意味わかんないよ……」