「梓…ちゃん?」
「私のことよく分かってくれた?こんな性格なのよ?これ以上蓮に近寄らないでくれる?でないとあんたの親友の…真ちゃんだっけ?どうなっても知らないよ」
梓ちゃんはそれだけいうと図書室を後にした。
「ふふっ…ふはっ……あはははっ…」
涙と笑いがこみ上げてきた。
よく分かってるよ。付き合ってるのに私が蓮と梓ちゃんを邪魔しちゃいけないって
一番わかってる
それに真ちゃんなんて私と蓮の問題なのに関係ないじゃん
なんでわざわざ真ちゃんまでだしてくるわけ?
梓ちゃんがなんでなにもしてない真ちゃんにまでなんかするわけ?
「意味わかんないよ……」

