「あのさ…」
今私の目の前にいる可愛らしい女の子。
目は二重ぱっちりでふわふわした髪の毛のちっちゃい女の子。
「蓮とはどうゆう関係なの?」
いきなり口を開いたかと思うと、いきなり蓮の名前をだした女の子。
「え?蓮…?」
「梓の彼氏なのに、チョコとか喋ったりとかしてほしくないの。」
梓…ちゃん?
蓮にちょこを渡したときに口にしていた女の子の名前。
「彼女の気持ち考えたらわかるでしょっ?梓ほんとに…不安で…っ」
梓ちゃんは泣き出してしまった
「えっ…あのごめんなさいっっ!私そんなつもりじゃなかったんです…」
なんで謝ってるんだろう…私。
めちゃくちゃ悲しいよ…やっぱ彼女いるんじゃん。
「ごめんね。急にそんなこと言われてビックリしたよね…でもね、梓は蓮が心配だったから…ごめんね!じゃあ…」