「できたぁああぁ!!」
二人で完成させたのはトリュフ。
ココアパウダーがまぶしてあって、中は柔らかくて…
試食したとき私はおもわずおいしーーっっ!って叫んでしまったくらい。
「はぁ…つっかれたぁ…あんたバカ。ほんとバカ。ふつーチョコ溶かすときお湯を直で入れるかぁ!?」
そう
私はチョコを溶かすときチョコのなかにお湯を入れそうになっていたのだ…
まぁ、あわてて真ちゃんがとめてくれたからよかったけども…
「まぁまぁ、成功したんだし。いーじゃん!」
「ったく。と、り、あ、え、ず!こんなに頑張ったんだから今さら渡さないとか言うわけ…ないよねぇー?」
真ちゃんの意味ありげな笑顔はとっても恐い。
「わ…わ…わかってるよ!渡すよ!」
「よし。じゃあ帰ってよし!」

