あれから数日。
特に変わったこともなく過ごしている…

だけど、蓮自信が学校に来てくれないから変えようもない。

今更ながらなぜ私は変えれるなんて思ったんだろ…

あのときは勢いってもんがあったからだけど。

蓮を変えれるのかな…


「聞いてるの!?」

「え?」

真ちゃんが怒った顔で私を呼ぶ。

「聞いてたの?バレンタイン!そろそろなんだよ!?」

「あー…バレンタイン…。」

私には円のない話だよ。

そもそも蓮以外にあげたことないし。

あえて言うならお父さんにあげたことはあるなぁ。

なんて考えてると…

「いい?バレンタインはね、あんたのチョコを待ってる男子がわしゃわしゃいるのよ!?」

わしゃわしゃって…

ってか!

「私のチョコを?!」

「そーよ!」