「わたし…」
「俺だけじゃ埋めれないなにかを…理華ちゃんは持ってる。きっといまの話聞いて、蓮を信じれなくなってるかもしれねぇけど…蓮は…寂しいんだと思う。」
陸くん……
「わかった…出来るだけやってみるね…」
「理華ちゃん…」
「蓮…女の子と遊んでるらしいから、ぶん殴らないとだしね!」
「ぷっ…それでこそ理華ちゃん!ぶん殴って来い!!」ケラケラ
さっきまでの雰囲気からはいっぺん。
陸くんは安心した顔をしていた…
きっとそれだけ、親友の蓮が心配だったんだよね…
それに…私も蓮には元気になってもらいたいし。
ちゃんと学校来てもらいたいし。

