秘密×2

「ほら。もう観覧車終り。行くぞ」

いつのまにかもう地面まで来ていた観覧車。

やけに長く感じた…

「ありがとうございました~」

カチャンッ
観覧車のドアが開き、私たちは観覧車を降りた。

「蓮!」

「ん?」

「ありがと。ちゃんと覚えてくれてて…忘れられたと思ってたから…」

「………おう…」

このとき私の心はスッキリしたのと
残念な気持ちでいっぱいだった。

“人は変わる”

数年たって、まだ私のこと好きなわけない。

わかってる。
わかってるけど

まだ私は…蓮がスキ…

「別れよう。」

その言葉を言われたとき。

ほんとはめちゃくちゃ悲しかったよ。
「私もそう思ってた」なんて言っちゃったけど。

もし…もし言えるのなら…
「嫌だ…別れたくない」
って言いたかったなぁ…