秘密×2


どうしよ…
なんかなんか…
私まで意識しちゃうじゃん…

「あのさ。」

そんなことを考えていたら蓮が先に声をかけた。

「俺。お前のこと忘れてたわけじゃなかった。」

「え?」

「これも覚えてるから。別にお前を忘れてたわけじゃねぇ…。」

そう言って私にあのブレスレットを見せた。

「これ…」

「ただ…。もう人は変わるんだよ。お前だって俺のこと何も思ってないと思うし。ハッキリさせたかった…」

私もバカじゃない。
言葉の意味くらい…わかる。

「別れよう。」

やっぱり
そうだよね…

「わ…私もそう思ってたの…なにもわからないまま離れちゃったし…」

「この言葉ちゃんと言ってなかったなって思ってさ。」

「ん…」

「だからこれ返す。」

蓮は私があげたブレスレットを私に渡した。

「うん…」