秘密×2

「じゃ、俺らも行くか」

蓮が歩き出した。

あれ?これって…

今の状態は、前のほうに腕をくんだ陸くんと真ちゃん二人。

その後ろからダルそうに蓮が歩き出している。

いける…いけるよ。

今なら逃げれる!!


そう思って反対方向に向きを変えたとき…

「おい」

蓮がいつのまにか後ろにいて…

「え…えへ?」

「そんな可愛くかしげてもムダ。逃げようとしたろ?」

か…可愛く…

じゃなくて!

「にに…逃げようとなんて…してませんよ?」

「じゃあ行くぞ。」

ぎゃあぁ…

引っ張られる私は心のなかでこう思いました。

ああ…もう後戻りはできないなぁ…ってね。