「おはよ」

「おはよー。理華」

朝。

昨日蓮と会って、なんだか落ち着いていられなくなった私はちゃんと寝ることができなかった。

「大丈夫？あたし昨日陸から全部聞いたよ…。大変だったんだね…ごめんね！なんか空気悪くしちゃってさ…」

「いいよ！全然！なにも知らされてなかったんだし…」

「うん…てか、理華！あたしがどうこう言う話じゃないんだけどさ…あたし的にはちゃんと話し合ったほうがいいと思うの！蓮くんと」

「うん。わかってるよ…でも勇気が出なくて…」