「……本当に理華なのか?」

私に近づいて目を細める。

「っ…」

「理華…?」

私は…っ

「れ…ん…」

信じたくないけど…

どこか面影かある

そして、腕にしている
昔私があげたブレスレット…
それが蓮だってことを物語っている。

「理華…」

蓮があたしの頬に触れようと手を伸ばした。

バシッ…

「さわ……ないで…よ…ヒック…」

「り…」

「触らないでっっ!!!」