every day

side真理


「あーあ、ついにやったね、愛と広田」

木の陰から二人の様子を伺っていた真理は満足そうに頷く。

「華ちゃん並に奥手で鈍感な二人がやっとくっついたわ」

めでたし、めでたし

そうつぶやいてその場を去った。